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ご存じでしたか?企業 (法人) データ、無料で取得できるんです!

はじめまして。デジタル化推進マネージャーの中山です。私は2022年10月に経産省に join し、主にデータ関連の業務を担当しています。

オープンデータ サイトといえば、総務省統計局の e-Stat をご存じの方は多くいらっしゃるのではないのでしょうか。実は、経済産業省にもオープンデータ サイトがあります。

その名も、 gBizINFO (ジービズインフォ)

今回はこの gBizINFO についてご紹介します。


概要

gBizINFO (https://info.gbiz.go.jp) は政府が保有する法人情報を提供するオープンデータ サイトです。下記のデータを法人別にまとめています。

gBizINFO データソース

法人情報をまとめるうえでキーとなるのが法人番号です。
法人番号は、国税庁が 1 つの法人に対して 1 つ指定・通知しています。マイナンバーと似ているように思えますが、法人番号は公表されており自由に使うことができます。(詳細は法人番号とは | 国税庁 をご覧ください。 )

概要はここまでにして、実際に使い方をご紹介していきます。

使い方 1 | 特定の法人について確認したい

まずは、特定の法人の検索方法から。

gBizINFO のトップページから法人名で検索をすることができます。
試しに「経済産業省」と検索すると4件ヒットします。

gBizINFO トップページ

法人名をクリックすることで、プロフィール ページが表示され、各種情報を確認することができます。

経済産業省のプロフィール ページ

プロフィール情報では、下記の項目が表示されます。

  • 法人基本情報 (3 情報)

  • 法人基本情報 (その他)

  • 財務情報

  • 決算情報

  • 届出・認定情報

  • 補助金交付情報

  • 調達情報

  • 表彰情報

  • 職場情報

行政職員の場合は、調達資格や表彰情報をチェックする場合も多いようです。

( 私は gBizINFO 担当チームに入り3か月が経ちましたが、プライベートでもニュースに出てきた法人をgBizINFOでチェックするという使い方をするようにもなりました。)

詳細検索地図検索により、条件に当てはまる法人を探すこともできます。
みなさまも気になる法人のページをチェックしてみてください!

TIPS | より詳細な情報を確認するには

実は、gBizINFO のプロフィール ページに表示されている情報がすべて、というわけではありません。このページからダウンロードできるファイルからはより細かな情報を確認できることも。

特に、大きな法人の補助金情報や調達情報をチェックしたい場合はファイルも併せてご覧になることをおすすめします。
一例を画像に記載しました。

CSV ファイルのダウンロードもおすすめです

画像では、学校法人 XX を例にしています。この法人は複数の学校を経営しており、その学校のいくつかが同じ「N 補助金」の交付を受けているとします。

上記のような場合、gBizINFO のプロフィール ページでは「法人 XX」 に対しての交付として表示されていますので、同じタイミングで同じ名前の補助金がいくつも交付されているように見えます。

このような場合も、(公表元が詳細な交付先情報を提供していただいている場合に限るのですが) CSV ファイル上では詳細な名称が記載されていることがあります。

ページに記載された内容の詳細が気になる際は、ぜひファイルもダウンロードしてみてください。

使い方 2 | 全法人の傾向などを見たい

特定の法人ではなく、全法人の情報がほしいという場合にはまとめてデータをダウンロードすることができます。

gBizINFO のトップページ → ダウンロード (もしくは [データダウンロード] タブ)をクリックすると、CSV や JSON などの形式でデータをダウンロードできます。

データ ダウンロード ページ

実際にページをご確認くださった方はお気づきになったかと思いますが、CSV には法人活動情報語彙対応版もあります。

※ 語彙対応版|これは、データの列名にデータの相互運用性を高めるための "共通語彙" を使っているものです。詳細は共通語彙基盤について (imi.go.jp)をご覧ください。

この語彙対応版は語彙に基づいたデータ設計であり、情報提供元のシステム名やデータ更新日時なども確認することができます。

大まかに補助金の金額等を確認するような場合 → 語彙対応版でない CSV、
メタデータ (データに関するデータ) を確認したい場合 → 語彙対応版をお使いになるのがよいと思います。

開発者向け情報

gBizINFO では、REST API と SPARQL API を提供しています。REST API の仕様については、https://info.gbiz.go.jp/hojin/swagger-ui.html をご覧ください。

REST API 動作確認ページ

REST API に関しては、申請いただくことでご利用になれます。

また、用途によってはレコードを全件取得されることも多いかと思います。その場合は、ダウンロード ページから CSV を取得する方法もご検討ください。


おわりに

gBizINFO では無償で法人情報を閲覧・取得することができます。今後、より皆さまにご活用いただけるよう、データの拡充や改善を進めてまいります (そして、Tips 記事がなくてもわかりやすく…)。

また、note では活用事例などもご紹介していく予定です!
それだけではなく、今後はオープンデータの提供側としてで見えてきた課題などについても記事化できたらと思っています。

こちらもご覧ください

経済産業省 DX室では gBizINFO をはじめ、様々な経産省のプロダクト企画や開発支援をしており、一緒に働く仲間を募集しています。
2023年1月現在、募集しているのは以下の職種です。
👉デジタル化推進マネージャー 募集内容

DX室での取り組みなどは以下の note 記事でご紹介しています。