経産省には、いまこそデジタルな民間人材が必要です！

2022年9月16日 09:28

デジタル化推進マネージャーの吉田です。

タイトルで今回一番いいたいことをお伝えしてしまったので、これ以降はその理由を私なりに説明していきます。

なぜデジタル化推進マネージャーが必要か？

経済産業省は、日本経済・産業を発展させるべく、多岐にわたる分野で政策を実施していますが、デジタル化が進んでいないことに起因する課題が顕在化してきています。

このような中で深刻な問題として、国自体のデジタル化が不十分であることが挙げられます。
この原因は多々ありますが、省内の「デジタル化の方針の適正化」及び「デジタル人材の育成」をしていくことで解決できるのではないかと考えています。このような中で、デジタル化推進マネージャーは、民間のデジタル化を推進してきた経験を活かして、これらの課題を解決していくことがミッションです。
皆さんのご経験で本当に良い社会を作れるかもしれないチャンスなのです。

IT先進国（エストニア、デンマーク…）と同様の行政のITインフラを日本で構築できれば、どれほど経済を活性化することができるのか。日本には経済活性化の原石（資産）は多くあるものの非効率なインフラであるがゆえに、十分に活用できていないだけだと私は考えています。

これまで民間企業でデジタル化を推進されてこられた皆さんは、
民間DXを活性化させるイネーブラーとしての社会基盤（国のDX基盤）構築にもご関心を持たれたことがあるのではないでしょうか。

長くなりましたが、日本経済のflagship storeである経済産業省で皆さんの力を発揮し、デジタル化を推進してみませんか？

👉　~~デジタル化推進マネージャー　募集内容~~

DX室ではどのようなことをしているのか？

さて、当室（DX室）でどんなことをしているのか？募集要項に書いていない、また、なかなか分からないことも多いと思いますので、簡単に２つのポイントを説明します。

一つ目は、Gビズシリーズ（Ｇビズフォーム、Ｇビズインフォ･･･）に代表される行政クラウドサービスを企画・構築・運用をしていき、省内の様々なシステムと連携していくことです。

そして、二つ目は、各部署へのデジタル化を支援することです。
経済産業省には、多くの課室があり、それぞれでシステム化のプロジェクトを抱えています。多くは行政手続の申請の電子化やデータ利活用を推進するプロジェクトです。
このようなプロジェクトを推進するためには、システム構築経験がもちろん必要なのですが、各部署の担当者はシステムに関する実務経験が少ない場合が多いため、我々民間人材がデジタル化推進マネージャーとして参画し、システム化方針、ＰＭ、保守・運用計画に対して適切なアドバイスや、時にはWorkを通じて実装を支援する必要があります。

ただ、民間企業の経験だけでは分からないことがあります。
国ならではのお作法です。予算要求や調達、入札公告、開札など、民間企業では聞いたことのないプロセスがあります。このような業務を全てマネージャーが担うわけではないですが、内容を理解し、各部署の担当者とコミュニケーションをとれるようにしておくことがBetterです。